現地23日、25日に開催されるドバイワールドカップデーに向け、ドバイワールドカップのパンサラッサなど4頭を送り出す矢作芳人調教師が記者会見に出席した。

そのパンサラッサについて、「サウジカップのダートに合うか合わないかは大きな賭けだったが、勝てて嬉しい。」と振り返り、「ベストは1800メートルだけど、2000メートルでも4勝しているからね。大外枠15番ゲートでも馬の状態が非常に良いし期待したい」と自信を覗かせた。

昨年に続きゴドルフィンマイル連覇を目指すバスラットレオンに話が及ぶと、「馬が良くなっているし、力をつけている。昨年のヨーロッパ遠征でバーイードなどと戦ったことが大きな経験になったのでしょう」と、海外レースで好走している要因を語った。

また、UAEダービーに出走予定のコンティノアールについては、「前走のサウジダービーは5着と少し残念な結果に終わったが、マイルは少し短いと思っていたし今回の1900メートルのほうが条件は良い。こちらに来てからも良い状態」と順調さをアピール。

ドバイゴールデンシャヒーンのジャスティンに関しては、「メンバーは強いけどチャレンジャーの気持ちで頑張るよ」と話し、前走リヤドダートスプリント4着からの巻き返しに期待していた。

管理馬を4頭出走させることについて触れられると、矢作師は「4つ勝つチャンスがあるということだね」とドバイワールドカップデーへの意気込みを語った。