現地1日、豪ランドウィック競馬場でG1イングリスサイアーズ（2歳、芝1400m）が行われ、J.モレイラ騎乗の伏兵ミリタライズが快勝した。

　中段の内ラチ沿いでレースを進めたミリタライズはコーナーワークでポジションを上げると、直線では残り200m付近で早くも先頭に。そのまま後続を寄せ付けず、2着ドンコルレオーネに3.54馬身差をつけてゴールした。

　前走のG1ゴールデンスリッパーステークス2着で1番人気に推されていたシリンダーは7着に終わった。

　C.ウォーラー厩舎のミリタライズはニュージーランド生まれのダンディール産駒。ゴールデンスリッパーSでは13着と大敗していたが、見事な巻き返しで重賞初制覇をG1で達成した。