現地20日、米ピムリコ競馬場でG3チックラングステークス（3歳、ダート6ハロン）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたバヴナメルトダウンが故障して安楽死となるアクシデントが発生した。

　前半はリヴィトとハナを争うように手応え抜群だったバヴナメルトダウンだが、左前の球節を痛めて競走中止。予後不良として安楽死の処置がとられた。

　B.バファート厩舎のバヴナメルトダウンはアンキャプチャード産駒。今年1月のG2サンヴィセンテステークスなど重賞を3勝する活躍を見せていた。

　レースを制したのは逃げ切ったリヴィト。S.アスムッセン厩舎のコンペティティヴエッジ産駒で、初勝利まで4戦を要したもののそこからは4連勝で今回の重賞初制覇となった。