現地27日、英ヘイドック競馬場でG2テンプルステークス（3歳以上、芝5ハロン）が行われ、W.ビュイック騎乗の1番人気ドラマタイズドが逃げ馬の背後で外ラチ沿いをキープすると、終盤の競り合いから残り100ヤードで1馬身抜け出した。

　2着に勝ち馬の後ろから内に進路を取った10番人気のエクイラテラルが続き、さらに1/2馬身差の3着には5番人気のリヴインザドリームが逃げ粘った。ノーザンファームの吉田勝己氏が所有するザプラチナムクイーン（3番人気タイ）は勝ち馬と並走していたものの、残り2ハロンから失速して最下位の13着に沈んだ。

　ドラマタイズドはショーケーシング産駒の3歳牝馬で、昨年6月15日にロイヤルアスコット開催のG2クイーンメアリーステークスでデビュー2連勝を飾って以来の白星。11月には米ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントに遠征して2着に惜敗し、それから6カ月半ぶりの3歳初戦だった。