現地4日、仏シャンティイ競馬場でG2シャンティイ大賞（芝2400m）が行われ、A.プーシャン騎乗のシムカミルが快勝した。

　逃げるケルテスから差のない2番手でレースを進めたシムカミルは、直線で満を持して先頭へ。鞍上が追い出すと一気にリードを広げ、ケルテスに3馬身半差をつけてゴールした。

　S.ワッテル厩舎のシムカミルはタマユズ産駒の4歳馬。昨秋は仏G2ニエル賞勝ち後にジャパンカップへ遠征した（15着）。今年からはプーシャン騎手が主戦を務め、4月のG2アルクール賞1着、G1ガネー賞2着と善戦しており、これで通算4度目の重賞制覇となった。