カナダ東部での山火事による大気汚染を受け、米ベルモントパーク競馬場は現地8日のレース開催を中止。10日に予定されているG1ベルモントステークスについては、ニューヨーク州競馬協会（NYRA）と同州ゲーミングコミッション、HISA（競馬の公正確保と安全に関する機関）らがニューヨークエリアの大気状況をモニタリングしながら決定するという。

　米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、NYRAの施設・競馬場担当部長であるG.コザック氏は「現在利用している3種類の気象サービスでは今晩から改善傾向となり、9日にはもっと状況がよくなるはず」とコメント。クラシック最終戦の予定どおりの開催に前向きな見方を示している。