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プリークネスSを制したナショナルトレジャー、ベルモントSで二冠獲りへ

2023年05月24日 12:33

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 米三冠シリーズ初戦のケンタッキーダービーには不参戦ながら、第2戦のプリークネスステークスを制したナショナルトレジャーの陣営が、3戦目のベルモントステークスに参戦表明。米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地23日に報じた。

 同馬を共同所有するSFレーシングのマネージャー、T.ライアン氏は「(水曜日=24日に)ニューヨークへ輸送する予定で、現地では1日ずつ様子を見ていくことになる。プリークネスSからの回復は素晴らしく、エネルギーに満ちている感じで食欲もあり、全てが良い兆候だ」「彼は1マイル半(2400m)を十分にこなせると信じるに足りるあらゆる根拠を示している。レースが楽しみだ」と意欲的にコメントしている。

 また、ライアン氏は同じくSFレーシングの共同所有で、KYダービーでは13着に終わったリインカーネイトも、今後の状態によりベルモントSに出走させる可能性があるとしている。B.バファート調教師は5月22日、リインカーネイトはKYダービー後に体重を落としており、ベルモントSに関しては締め切り直前まで判断を先延ばしする意向を明かしていた。

 この他、『bloodhorse.com』はベルモントSに出走する可能性がある主なメンバーとして2歳王者フォルテ、タピットトライス、キングズバーンズ、エンジェルオブエンパイア、ヒットショー、レッドルートワン、アルカンジェロ、サンサンダー、レイズケインらを挙げている。

 なお、プリークネスSで3着に敗れたKYダービー馬メイジ、同2着のブレイジングセブンズはベルモントSに参戦せず、8月26日のトラヴァーズステークスを目標にする。