今年の米3歳路線で有力馬の一角を占めていたエンジェルオブエンパイアが、現地26日のG1トラヴァーズステークスには出ずに休養入りすることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　エンジェルオブエンパイアはB.コックス厩舎のクラシックエンパイア産駒。4月にG1アーカンソーダービーを勝ち、その後はG1ケンタッキーダービー3着、G1ベルモントステークス4着、G2ジムダンディステークス3着と勝てないながらも善戦していた。

　しかしコックス調教師は「彼は非常に疲れている」とコメント。「今が休養するのに最適なタイミングだろう。来年には大きいところを狙いたいね」と語った。

　その一方で今年はもう全休なのかと聞かれると、同師は「そうは言っていない」と含みを持たせている。