現地11日、雷雨の影響で1週間延期されていたG2ホールオブフェームステークス（3歳、芝8ハロン）がサラトガ競馬場で行われ、T.ガファリオン騎乗のカールスパックラーが1番人気に応えた。

　レースは内枠スタートから後方3番手に控えたカールスパックラーら4頭と、先行する5頭が離れる展開に。第4コーナーで馬群が合流するとカールスパックラーは外に持ち出してスパート。直線では先に抜け出していたアプレイズをかわし、2馬身1/4差の快勝を収めた。

　C.ブラウン厩舎のカールスパックラーはロペデヴェガ産駒。重賞初挑戦だった5月のG2アメリカンターフステークスで8着に完敗後はひと息入れ、約3カ月ぶりのレースだった今回で重賞初勝利を手にした。