無敗で仏ダービーを制した欧州の注目3歳馬エースインパクトが、現地15日に仏ドーヴィル競馬場で行われるG2ギヨームドルナノ賞（3歳、芝2000m）で戦列に復帰する。

　JC.ルジェ厩舎のクラックスマン産駒エースインパクトは6月の仏ダービーまで無傷の4連勝。今回は約2カ月ぶりのレースとなる。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、陣営のレーシングマネージャーは「調子はいいし、明日はいい走りをするはず」「秋はいくつかのG1を目標にしている。その意味で明日のレースは重要だ」と語った。

　レースは8頭立ての予定で、その他の主な出走馬にはサクソンウォリアー産駒で昨秋の米2歳G1ブリーダーズカップジュベナイルターフ勝ち以来の実戦となるヴィクトリアロード、愛2歳G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークス勝ち馬で休み明けをひと叩き（愛G3インターナショナルステークス2着）したアルリファーなどがいる。