フランスのドーヴィルで行われているアルカナ社8月1歳馬（オーガスト・イヤリング）セールで日本の山本英俊オーナーが初日（18日）、2日目（19日）に良血馬3頭を落札した。初日（18日）は2頭を落札。サクソンウォリアー産駒の牝馬（母シャミーラ）は半兄シャキールがG1パリ大賞覇者という血統。アルマンゾル産駒の牝馬（母サライ）は半姉ゼリーが一昨年の凱旋門賞当日、2歳G1マルセルブーサック賞を制している。2日目（19日）はキングマン産駒の牡馬（母チャンネル）を落札した。母は19年の仏オークス馬という血統で、3頭ともにスケールの大きな良血馬だ。

　山本英俊オーナーはこれまでにカジノドライヴ、ペルーサ、ルルーシュなどを所有し、スピルバーグで14年天皇賞・秋を制覇。現役馬はオクタヴィアヌス（牡3、木村）が未勝利、今月12日の湯沢特別を連勝し、将来を期待されている。

出典：日刊スポーツ