現地15日、英ドンカスター競馬場でG2フライングチルダーズステークス（2歳、芝5ハロン）が行われ、T.マーカンド騎乗のビッグイヴスが快勝した。

　好スタートからハナを奪ったビッグイヴスは、早めのスパートで一気に後続を離す。そのまま最後まで影も踏ませず、2着のフローラオブバミューダに2馬身3/4差をつけて逃げ切った。

　M.アップルビー厩舎のビッグイヴスはブルーポイント産駒。2代母クイーンズロジックは英2歳G1チェヴァリーパークステークスの勝ち馬で、おばには重賞3勝に仏G1アベイドロンシャン賞2着のレディオブザデザートがいる。

　前走の英G1ナンソープステークスでは古馬に挑んで14着と大敗したが、2歳戦に戻ったここではあらためて力の違いを見せつけて重賞2勝目を手にした。