現地16日、米チャーチルダウンズ競馬場で2歳牝馬によるG3ポカホンタスステークス（ダート8ハロン）が行われ、先行する2頭から離れて3番手を追走した1番人気のヴィーヴィーズドリームが、直線半ばから8馬身3/4差を開く独走で圧勝した。

　先行したユーオールモストハドミー（2番人気）とホットビーチ（3番人気）がゴールまで競り続け、ユーオールモストハドミーが3/4馬身差で2着争いを制した。

　ヴィーヴィーズドリームはK.マクピーク調教師が管理するミトーリ産駒で重賞初制覇。5月19日にチャーチルダウンズ競馬場のダート5ハロン戦を6馬身1/4差で勝ち上がり、2戦目の前走はコーナリングのミスもあって2着に敗れていた。

　2019年のエクリプス賞最優秀短距離牡馬を受賞したミトーリはこの2歳世代が初年度産駒で、ヴィーヴィーズドリームは初の重賞勝ち馬となった。