英国王チャールズ3世夫妻所有のデザートヒーローにメルボルンカップ遠征の可能性が浮上した。同馬を管理するW.ハガス調教師が現地18日に配信されたポッドキャストの番組に出演し、その内容を元に豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

　デザートヒーローは16日の英セントレジャーでハーツクライ産駒コンティニュアスから3馬身1/4差の3着。その2日後の18日夜から遠征準備に着手し、19日と20日に外国からの遠征馬に求められるMRI検査を受ける予定という。ただし、それが遠征を意味する訳ではなく、19日に発表されるメルボルンCのハンデも考慮して総合的に判断するとしている。

　なお、レーシングヴィクトリア（RV）は19日のリリースでデザートヒーローのハンデを51.5kg、出走順位も20番手（フルゲート24頭）と発表。『racing.com』によると、ほとんどのブックメーカーが単勝12倍の前売り3番人気に評価している。