現地1日、仏パリロンシャン競馬場でG1オペラ賞（3歳以上牝馬、芝2000m）が行われ、A.ルメートル騎乗のブルーローズセンが接戦を制した。

　最内枠から好スタートを切ったブルーローズセンはしばらく先頭を走ったが、ルミエールロックらに前を譲って4番手で様子見。直線では残り200メートル付近で先行した3頭とともに横一線の競り合いとなったが、ゴール前でもうひと伸びしたブルーローズセンがジャッキーオーにクビ差で競り勝った。

　3着はさらに1馬身差でルミエールロック。英G1ナッソーステークスでブルーローズセンに土を付けていたアルフスンが4着で続いた。

　C.ヘッド厩舎のブルーローズセンはチャーチル産駒。2歳時に仏G1マルセルブーサック賞を勝ち、今春は仏1000ギニーと仏オークスの二冠を制覇した。夏以降はナッソーSで4着、前走の仏G1ヴェルメイユ賞5着と連敗していたが、ここで鮮やかな復活を遂げた。