現地1日、仏パリロンシャン競馬場でG1マルセルブーサック賞（2歳牝馬、芝1600m）が行われ、R.ムーア騎乗のオペラシンガーが5馬身差で圧勝した。

　内枠からムーア騎手が押してハナを主張したオペラシンガーは、そのまま直線に入ってスパート。3番手から上がってきたローズブルームも追いすがったが、残り200メートル付近からはオペラシンガーが独走状態となった。

　A.オブライエン厩舎のオペラシンガーはジャスティファイ産駒。前走の愛G3フレイムオブタラステークスで重賞初制覇を果たし、そこからの連勝でG1馬となった。

　サドラーズウェルズ産駒の母リスカンナは愛G3バリーオーガンステークスの勝ち馬。きょうだいには米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフを制したヒットイットアボムと英G1チェヴァリーパークステークスを制したブレーブアンナ、おばにはG1英オークス2着のエニスタイモンがいる。