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​仏2歳G1ジャンリュックラガルデール賞、英国から遠征のロサリオンが末脚一閃

2023年10月02日 14:00

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 現地1日、仏パリロンシャン競馬場でG1ジャンリュックラガルデール賞(2歳牡馬・牝馬、芝1400m)が行われ、S.レヴィー騎乗のロサリオンが見事に差し切った。

 大外枠から出たロサリオンは最後方近くからのレースとなり、馬群に突っ込む形となった直線でもなかなか前が開かない苦しい展開。それでも残り300メートル付近で先行勢の外に出すことに成功すると、そこからは一気に伸びて先頭まで突き抜けた。

 2着は1馬身差でアンクエスチョナブル。1番人気のボーバティエはさらに1馬身半差の3着までだった。

 R.ハノン厩舎のロサリオンはブルーポイント産駒。デビュー2連勝で臨んだ前走の英G2シャンペンステークスでは3着に敗れたが、フランス遠征でG1初勝利を手にした。ニューアプローチ産駒の母は未出走だが、そのきょうだいには今年の英G1クイーンアンステークスを制したトリプルタイムを筆頭に、仏G2ダニエルウィルデンシュタイン賞を勝ったオスティリオ、英G3ベンゴーステークス勝ちのケープバイロンなど活躍馬が多くいる。