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​ヴェルメイユ賞はブルーストッキングが制覇、凱旋門賞に追加登録の可能性も

2024年09月16日 13:15

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 現地15日、仏パリロンシャン競馬場でG1ヴェルメイユ賞(3歳以上牝馬、芝2400m)が行われ、2番人気のブルーストッキングが勝利した。

 好スタートを切ったブルーストッキングは縦長の展開で果敢に2番手を追走。3番手にアヴァンチュール、4番手にエミリーアップジョンが続き、1番人気のオペラシンガーは中段に待機する。

 フォルスストレートで逃げ馬の内を突いたブルーストッキングは早くも先頭に立ち、直線でスパート。馬体を併せに来たアヴァンチュールを突き放し、最後は3/4馬身差をつけてゴールした。

 3着はさらに半馬身差でエミリーアップジョン。オペラシンガーは5着に終わり、6着の仏オークス馬スパークリングプレンティともども勝ち負けに加われなかった。

 R.ベケット厩舎のブルーストッキングはキャメロット産駒の4歳馬。6月末の愛G1プリティポリーステークスでG1初制覇を果たすと、ここ2戦は英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2着、G1英インターナショナルステークス4着と牡馬相手に善戦していた。

 仏G1凱旋門賞に出走するためには追加登録が必要だが、競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によるとベケット調教師は「もし彼女の調子がよく、関係者全員が同意するなら、凱旋門賞に追加登録したい気持ちが強くなる」と参戦に含みを持たせている。