現地6日、米キーンランド競馬場でG2ジェサミンステークス（2歳牝馬、芝8.5ハロン）が行われ、M.ガルシア騎乗のブークーが快勝した。

　外枠から出て後方3番手に控えたブークーは第3コーナー前で最後方まで下がったが、外からロングスパート。他馬とは一線を画す末脚であっという間に先頭まで突き抜け、最後は2着のファラオズワインに3馬身3/4差をつけてゴールした。

　P.バウアー厩舎のブークーはジャスティファイ産駒。デビュー4戦目だった前走で初勝利を挙げ、そこからの連勝で重賞初制覇とした。これで11月3日のG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフの優先出走権を獲得している。

　おじには今年の仏G3オカール賞の勝ち馬でG1パリ大賞4着のファーストミニスターがおり、母系には名種牡馬メダグリアドーロも名を連ねている。