現地22日、仏サンクルー競馬場でG1クリテリウムアンテルナシオナル（2歳牡馬・牝馬、芝1600m）が行われ、O.マーフィー騎乗のサンウェイが勝利した。

　前半は差のない2番手に付けていたサンウェイは、直線入り口で逃げ馬をかわして先頭へ。残り200メートル付近でいったんは1番人気のアルカンターに前へ出られたが、ゴール寸前で差し返して半馬身差の勝利を収めた。3着にはさらに1馬身3/4差でポートランドが続いた。

　D.ムニュイジエ厩舎のサンウェイはガリウェイ産駒。デビュー勝ち後は前走の英G2シャンペンステークス2着など2連敗していたが、フランス遠征でG1初制覇を果たした。全兄にG1仏ダービー2着、G1英チャンピオンステークス1着などの活躍を見せたシリウェイがいる。

　この勝利で大手ブックメーカー『パディパワー』は来年の英2000ギニーでのオッズを15倍までカットした。