現地22日、香港シャティン競馬場でG2プレミアボウル（ハンデキャップ、芝1200m）が行われ、トップハンデ（約61キロ）を背負った1番人気のラッキースワイネスが2着と不覚を取った。

　昨季はG1での3勝を含む6連勝をマークし、他馬より6キロ以上も重い斤量を背負ったラッキースワイネスは序盤からZ.パートン騎手が押して2番手を確保。残り150メートル付近で先頭に立ったが、ゴール前でサイトサクセス（約55キロ）に強襲され、短アタマ差の2着に敗れた。これで今季は休み明けだった前走のハンデ戦（2着）に続く連敗となった。

　勝ったサイトサクセスはマグナス産駒の7歳セン馬。昨年末のG1香港スプリントでは人気薄ながら2着と善戦し、今年1月のG3ボヒニアスプリントトロフィーで重賞初制覇を果たした。その後はドバイG1アルクオーツスプリント4着など勝ちきれず5連敗していたが、今季の叩き2戦目だったここで重賞2勝目を手にした。