現地18日、豪G3ハウナウステークス（4歳以上牝馬、芝1200m）がコーフィールド競馬場で行われ、3番人気のローズクォーツが5番手から急追するディープインパクト産駒ガナーティ（5番人気）を0.3馬身抑えて逃げ切った。

　4番枠のローズクォーツは6番枠の1番人気シーダンシズを制してハナに立ち、1馬身のリードを保って直線へ。食い下がるシーダンシズを封じながら粘る所にガナーティが急追するも、これをしのぎ切った。シーダンシズはさらに0.3馬身差の3着に敗れている。

　ローズクォーツはG.ベッグ調教師が管理するリトゥンタイクーン産駒の6歳馬。4歳終盤の2021年4月とデビューは遅かったものの、初陣を飾るなど堅実に活躍して直近2戦もG3で2着、4着と差のないレースをしていた。今回が重賞初制覇で通算18戦5勝（2着5回）としている。

　なお、2着のガナーティはP＆P.スノーデン調教師が管理する4歳馬で、7歳上の半兄プライドオブドバイは種牡馬として成功。その産駒ではドバイオナーやベラニポティナ、プライドオブジェニらが活躍している。