香港ジョッキークラブは22日、12月10日の香港国際競走の選出馬を発表。香港ヴァーズ（芝2400m）は米G1ブリーダーズカップターフ3着からの転戦となるシャフリヤールが主催者発表のレーティングでトップに立った。

　2021年の日本ダービー馬シャフリヤールは22年にG1ドバイシーマクラシック1着、英G1プリンスオブウェールズステークス4着、今年もドバイSCで5着、前走のBCターフ3着と海外遠征の実績が豊富。レーティングは121となっている。

　これに続くのはジュンコとウォームハートの欧州勢（117）だ。ジュンコは今月の独G1バイエルン大賞を快勝。ウォームハートは英G1ヨークシャーオークスと仏G1ヴェルメイユ賞を連勝し、前走のBCフィリー＆メアターフは2着だった。

　地元の香港勢は5月にG1チャンピオンズ＆チャターカップを勝ったロシアンエンペラー（116）が大将格。日本からはシャフリヤールのほかにジェラルディーナ、レーベンスティール、ゼッフィーロが選出されている。