現地20日、ニュージーランドのトレンサム競馬場で3歳牝馬によるG3デザートゴールドステークス（芝1600m）が行われ、浅野一哉騎乗の2番人気サドビナが最後方から追い込みを決めて快勝した。

　序盤から最後方の14番手に控えたサドビナは最終コーナーから馬群の外を回って進出。直線では馬場の中央よりも外を通って末脚を伸ばし、中団から抜け出しを図る1番人気グレイルシーカーとの追いくらべを0.8馬身差で制した。

　サドビナはR.ジェームス＆R.ウェルウッド調教師が管理するアルマンゾル産駒で重賞初制覇。2歳終盤の昨年4月にデビューするも勝ち上がりは3戦目の明け3歳10月まで遅れ、その後に重賞での2連敗を挟んで1月6日の前走は条件戦で2勝目を手にしていた。