現地19日、ドバイのメイダン競馬場でG2ケープヴェルディ（3歳以上牝馬、芝1600m）が行われ、M.バルザローナ騎乗のシルヴァーレディが接戦を制した。

　レース序盤は先行するも前と左右を他の馬に包まれる厳しい位置取りとなってポジションを下げたシルヴァーレディだが、バルザローナ騎手が馬群の外に持ち出してペースを取り戻す。

　4番手に上がって迎えた直線では残り300メートル付近で先頭に立ち、最後は外から追い込んできた同厩舎・同馬主のイングリッシュローズをクビ差でねじ伏せた。

　C.アップルビー厩舎のシルヴァーレディはシーザスターズ産駒の4歳馬。重賞では昨年10月に英G3プライドステークスで最下位の11着があるだけだったが、それ以来で約3カ月ぶりの出走だったここで重賞初制覇を果たした。