ウエストコーストがクラシック馬寄せつけず、G1トラヴァーズSを逃げ切り

2017年08月27日 14:35

 35年ぶりに米クラシック3冠戦の勝ち馬3頭が顔をそろえたG1トラヴァーズステークス(3歳、ダート10ハロン)が現地26日にサラトガ競馬場で行われ、単勝4番人気のウエストコーストが逃げ切りで圧勝。G1初制覇を飾った。

 3馬身1/4差の2着に9番人気の伏兵ガンナヴェラが続き、さらに2馬身1/4差の3着には2番人気のアイラップが入線。ベルモントステークス馬タップリット(3番人気)は4着、プリークネスステークス馬クラウドコンピューティング(7番人気タイ)は8着、ケンタッキーダービー馬オールウェイズドリーミング(5番人気)も9着と、クラシック勝ち馬は総崩れとなった。

 ウエストコーストは年明け2月にデビューし、前走のG3ロスアラミトスダービーで重賞初制覇を飾ったばかり。トラヴァーズSまでの4連勝を含む通算7戦5勝、2着2回と全レースでの連対を継続している。