香港ヴァーズは欧州2騎が強力も、3歳のキセキはレーティング劣らず
2017年11月23日 13:55
香港ジョッキークラブは現地22日、12月10日にシャティン競馬場で行われる香港ヴァーズ(芝2400m)の選出馬14頭を発表した。
日本からは前走の菊花賞でG1初制覇を飾ったキセキ(118)のほか、登録していたジャパンカップを回避したトーセンバジル(113)が招待を受諾している。
レーティングでは昨年の2着馬で2年ぶりのタイトル奪還を狙うハイランドリール(123)と前走のブリーダーズカップターフでハイランドリールを破ったタリスマニック(122)が頭ひとつ抜けた存在。ただし、3歳のキセキもレースでの斤量2kg差(=約5ポンド)を加味すれば互角評価が可能となる。
この他でもジャパンCからの転戦となるアイダホ(119)、G2ドーヴィル大賞など長距離重賞で安定した活躍を続けているティベリアン(114)ら欧州勢が上位を固めている。
地元の香港勢は、移籍前の昨年6月に豪州でG1クイーンズランドダービー制覇のイーグルウェイ(113)が筆頭。英国調教時の昨年にロイヤルアスコット開催のハンデ戦キングジョージ5世ステークスを勝ったゴールドマウント(109)、同じくフランスでG1パリ大賞を制したヘレンカリズマ(108)の3頭で迎え撃つ。
※括弧内の数字はレーティング(単位はポンド)