日本で活躍したロックドゥカンブに孝行息子、ヴィンドゥダンスがNZダービー制す

2018年03月04日 13:20

 現地3日、エラズリー競馬場でG1ニュージーランドダービー(3歳、芝2400m)が18頭によって争われ、好位で流れに乗った単勝5番人気のヴィンドゥダンスが、背後から伸びたモンゴリアンコンカラー(6番人気)との叩き合いをハナ差で制した。

 さらに1馬身1/2差の3着には1番人気のダンズダンズダンスが続いた。

 ヴィンドゥダンスは2007年にG2セントライト記念など重賞2勝、菊花賞でも3着と活躍したロックドゥカンブ産駒で、大舞台で挙げたデビュー戦以来の2勝目(通算9戦目)がダービーの大金星となった。デビュー戦後は1600mより短い距離を中心に使われて勝ち切れないレースが続いたが、前走のG2アヴォンデールギニー(芝2100m)で僅差の3着と結果を出し、檜舞台へ弾みをつけていた。