サクソンウォリアーが英2000ギニーを完勝! 父ディープインパクトに英クラシックの勲章

2018年05月06日 03:00

 現地5日にニューマーケット競馬場で英牡馬クラシック初戦の2000ギニー(3歳、芝8ハロン)が行われ、ディープインパクト産駒サクソンウォリアー(2番人気)が中団追走から鋭く抜け出し、早め先頭から1馬身1/2差のリードを守り切って勝利。無傷の4連勝でクラシック制覇を果たした。

 2着争いは伏兵ティップトゥーウィンが1番人気のマサーにアタマ差先着。4番人気の超良血馬イラーカムはさらに1/2差の4着、3番人気のグスタフクリムトは僚馬サクソンウォリアーから3馬身3/4差の6着に終わった。

 日本馬産駒の英国クラシック制覇をもたらしたサクソンウォリアー。G1は前走のレーシングポストトロフィーに続き2勝目、重賞は通算3勝目となった。また、同馬を管理するA.オブライエン調教師は英2000ギニー9勝目で、G1を通算300勝としている。

 主戦のR.ムーア騎手に代わり大役を担ったD.オブライエン騎手は「彼に騎乗するチャンスをくれたオーナーたちに感謝するばかりです。とりわけ、第一にボクを乗せてくれた父には心から感謝しています」と関係者への謝意を重ね、「彼は本当に素晴らしい馬、本物ですよ」とサクソンウォリアーを絶賛していた。