マサーが脚部不安を発症、G1エクリプスS回避でサクソンウォリアーとの再戦お預け

2018年07月07日 11:10

 今年の英ダービー馬マサーが、現地6日の調教後に脚部不安を発症。7日に出走予定だった英G1エクリプスステークスを回避することになり、ディープインパクト産駒の英2000ギニー馬サクソンウォリアーとの再戦もお預けとなった。

 C.アップルビー調教師は「残念なことに、今朝の調教後に右前脚に痛みと腫れが出てしまった」「午後になってもそれが収まらなかったためモハメド殿下と話し合い、馬にとってベストな選択を取った結果、出走回避の決断に至った」とコメント。故障の程度についてはまだ詳細が不明で、同師は「まずは炎症を抑えることが最優先」と話している。

 マサーの出走取り消しによって、エクリプスSは7頭立てに。前売りの1番人気は英ダービー3着のロアリングライオンで、英2000ギニー制覇後に英ダービー4着、愛ダービー3着と連敗したサクソンウォリアーは2番人気。3番人気にはサクソンウォリアーと同厩の仏オークス4着馬ハッピリーと、3歳馬が上位人気を独占している。