ラーチモントラッド、愛G2ミンストレルSで1年10か月ぶりの勝利

2018年07月22日 08:50

 現地21日に愛カラ競馬場で行われたG2ミンストレルステークス(3歳以上、芝7ハロン)は、ラーチモントラッドが僚馬ソービラブドの追撃を封じて逃げ切った(1/2馬身差)。

 さらに1馬身3/4差の3着にはファスが続き、1番人気に推されたアメリカンファラオの全弟セントパトリックスデーは、直線で先頭をうかがうも伸び切れず5着に終わった。

 ラーチモントラッドはフットステップスインザサンド産駒の4歳馬で重賞2勝目。2歳時はデビュー勝ちを含む3戦2勝、3着1回と順調だったが、それ以降は勝ち星から遠ざかり、今回が1年10か月ぶりに手にした通算3勝目だった。

 ラーチモントラッドのD.オメーラ調教師は「2着馬のオーナーが来ていたから申し訳ない思いだけど、誰かが勝者となるわけだし、ラーチモントラッドが(所有する)チェヴァリーパークスタッドのために勝ってくれて良かったよ」とコメント。「彼は真面目な馬で凄くタフだから、ジェームズ(ドイル騎手)に乗り方を任せたけど素晴らしい騎乗だったね」と殊勲の乗り役を称賛していた。