豪州で好調のコスグレイヴ騎手、G1コーフィールドCも制して「夢のような1週間だった」

2018年10月21日 06:12

 現地20日の豪G1コーフィールドカップを制し、G1レース3連勝としたベストソリューション。同馬を管理するS.ビン・スルール調教師と勝利に導いたP.コスグレイヴ騎手は、13日のG1ラドブロークスステークスもベンバトルで勝っており、豪州遠征で2週連続のビッグレース制覇となった。

 ビン・スルール師は「ドイツでG1を2勝した後、モハメド殿下がベストソリューションをオーストラリアへ送ると決めたんだ。素晴らしい結果になったね。馬は良くやっているし、メルボルンカップはさらなる夢になるが、我々は挑戦するよ」と喜びと同時にメルボルンCとの連勝に気持ちを向けていた。

 また、コスグレイヴ騎手は「夢のような1週間だったよ」と2週連続のG1勝ちに大喜び。「スタートが遅くて理想的ではなかったけど、向正面の途中で好ポジションにつけられた。序盤の400mは速くて、それから600mまでぐずついたから早めに動いたんだ。私の馬は強いステイヤーだし」と自身の騎乗を振り返ると、「彼はここ1年半の間ずっと素晴らしい。このままメルボルンCへ行ければね」と愛馬にエールを送っていた。