​豪G1メルボルンCに挑むチェスナットコート、現地専門家の評価は?

2018年11月02日 11:50

 豪競馬メディア『racing.com』は現地1日、6日に行われるG1メルボルンカップ出走馬について2人の専門家によるピーク時と現時点でのレーティングを発表。日本から出走するチェスナットコートは厳しめの評価となった。

 チェスナットコートは豪遠征の初戦だった10月20日のG1コーフィールドカップで13着と大敗。そのためピーク時のレーティングは107.8だが現時点では92.5とされ、『The Ratings Bureau』のD.オサリバン氏は「ピーク時なら勝負になったかもしれない1頭だが、コーフィールドカップの内容が悪すぎた」と辛口で出走予定の25頭中で14番目の評価だった。

 一方、『racing.com』のN.アッシュマン氏は「ベストの走りができるのは良馬場で、重馬場だったコーフィールドカップから大幅に改善する余地はある」としつつも、評価は18番目とこちらも勝負圏外との見方を示した。

 ちなみに両氏が一致して1番手として推したのは、前走の豪G2ハーバートパワーステークスを制したA.オブライエン厩舎のユカタン。ピーク時と現時点のレーティングはいずれも114.6と高く評価している。