メルボルンカップ

Melbourne Cup

2018/11/6(火) 13:00発走 ※出走日時は日本時間

フレミントン競馬場

アヴィリオス

アヴィリオス
性齢 セ4
Pivotal
Alessandria
母の父 Sunday Silence
調教師 J.カミングス

今年のメルボルンCは欧州からの遠征馬が強力で、やや押され気味な印象がある豪州勢だが、前売りで地元筆頭格の人気を集めているのがアヴィリオス。ベストソリューションと同じゴドルフィンが所有し、フランスで活躍した背景こそあるものの、今年4月の豪州移籍を機に素質を開花させた。

A.ファーブル調教師の管理馬だった昨年9月には、G2ニエル賞でクラックスマンから3馬身半差の2着をはじめ、その前にはG2ギヨームドルナーノ賞とG2ウジェーヌアダム賞でも3着と、現地3歳馬の主要路線で活躍。昨年末に受けた去勢手術が豪州移籍後の飛躍につながったようで、今年6月のG3プレミアCで重賞初制覇を飾ると、その後もG3キングストンタウンS、G3ザバートカミングスまで重賞を3連勝してメルボルンCの優先出走権を手にしている。

短距離系のピヴォタル産駒で初の3200mが課題だが、母の父サンデーサイレンスの威力か、2400m以上は1勝、2着1回と安定している。なお、アヴィリオスのJ.カミングス調教師はメルボルンCで、歴代最多の12勝を誇るB.カミングス元調教師の孫。その名伯楽の名を冠したレースで出走権利を獲得した管理馬が、金星を挙げることになれば実にドラマチックだろう。

アヴィリオスの競馬データ