ボウマン騎手がメルボルンCで35日間の騎乗停止、ジャパンCでの騎乗は不可能に

2018年11月07日 13:00

 現地6日のメルボルンカップでマルメロに騎乗し、2着でゴールしたH.ボウマン騎手が、3件の多重違反を犯して計35日間の騎乗停止処分を言い渡された。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、ボウマン騎手は残り500m地点での不注意騎乗をはじめ、ラスト100mからの過剰な鞭の使用、さらに規定斤量を500g超過しての騎乗と計3件の違反を問われた。

 停止期間の内訳は不注意騎乗で開催日12日間、鞭の過剰使用で同8日間、そして斤量違反で同21日間というもの。これら3件の合計は41日間に及ぶものの、裁決委員の裁量により35日間の騎乗停止となった。

 この処分により、ボウマン騎手は今月末に予定されていたジャパンカップや12月の香港国際競走での騎乗が不可能となる見込み。