​レッドカークウォリアー、G1連覇よりオールスターマイル優先

2019年01月19日 10:50

 オーストラリアの名スプリンターとして活躍してきたレッドカークウォリアーが、現地18日のジャンプアウトで好内容を披露。ただし同馬はこの秋、昨年に制したブラックキャビアライトニング(芝1000m)と3連覇のかかるニューマーケットハンデキャップ(芝1200m)の両スプリントG1ではなく、マイル戦として世界最高の賞金総額500万豪ドル(約3億9000万円)で行われる新設のオールスターマイルに向かう予定だ。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、D.ヘイズ調教師は「オールスターマイルのための調教をしている。これまでとは違った準備になるだろう」とコメント。まずは1月25日のG2オーストラリアステークスから再始動し、3月16日のオールスターマイルまでにC.F.オーアステークス(芝1400m)とフューチュリティステークス(芝1400m)の両G1を使いたい意向を示したと同メディアは伝えている。

 また主戦場としていたスプリント戦からマイルへの距離延長については、オーストラリア移籍前に香港で中距離を走っていたことに触れ、問題ないと語っていたという。