ブリックスアンドモルタル、米G2ムニスメモリアルHで伏兵に辛勝

2019年03月24日 14:00

 ペガサスワールドカップターフの覇者ブリックスアンドモルタルが、現地23日に米フェアグラウンズ競馬場で行われたG2ムニスメモリアルハンデキャップ(4歳以上、芝9ハロン)に出走。ゴールで首の上げ下げとなる接戦をハナ差で際どく制した。

 単勝1.3倍の圧倒的支持を集めたブリックスアンドモルタルは終始2番手を追走し、逃げた殿6番人気マークイットオフを直線半ばで捕らえるも、相手が差し返す姿勢を見せて抵抗。最後は辛うじてねじ伏せる形になった。さらに1馬身3/4差の3着には前年の勝ち馬シンクロニーが続いている。

 ブリックスアンドモルタルは2017年8月のG2ホールオブフェームステークスでハーツクライ産駒ヨシダを破り重賞初制覇。しかし、10月のレースを最後に1年2か月余り実戦から遠ざかっていた。復帰したのは昨年12月の条件戦で、前走のペガサスWCターフでG1初制覇を飾ると、この日で3連勝(重賞は3勝目)とした。