バイマイスタンダーズが米G2ルイジアナダービー快勝、ウォーオブウィルは惨敗
2019年03月24日 14:01
米ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズのG2ルイジアナダービー(3歳、ダート9ハロン)が現地23日にフェアグラウンズ競馬場で行われ、好位のラチ沿いを追走した6番人気のバイマイスタンダーズが、並走状態から先に抜け出す構えの2番人気スピンオフを内から差し切り、3/4馬身差で勝利した。
5馬身離れた3着に2番手追走のスエノ(4番人気)が粘り込み、単勝1.8倍の圧倒的人気を集めたウォーオブウィルは中団追走から見せ場なく9着に惨敗した。
ゴールデンセンツ(その父イントゥミスチーフ)産駒のバイマイスタンダーズは重賞初制覇。昨年11月末にデビューするも3連敗し、2月の前走で初勝利を挙げたばかりだった。
ルイジアナダービーは近年の優勝馬からクラシック三冠戦で勝つような馬を輩出していない。しかし、2016年のガンランナーがブリーダーズカップクラシックやペガサスワールドカップなどG1レースを6勝、2017年のガーヴィンはG1ハスケル招待ステークスを勝ったほか、2008年のパイロは翌年にG1フォアゴーステークスを勝ち、現在は日本で種牡馬生活を送っている。