​愛G2ムーアズブリッジ、牝馬マジカルが愛ダービー馬らを一蹴

2019年05月07日 10:50

 現地6日、愛カラ競馬場にてG2ムーアズブリッジステークス(芝10ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のマジカルが勝利した。

 1馬身半差の2着は昨年の愛セントレジャー馬フラッグオブオナーで、4月のG3アレッジドステークスと同じA.オブライエン厩舎のワンツーフィニッシュに。一方でオブライエン師の息子たち、J.オブライエン調教師が管理してD.オブライエン騎手が手綱を取った昨年の愛ダービー馬ラトローブは勝ち馬から2馬身差の4着(最下位)だった。

 4歳牝馬のマジカルは昨年10月の英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでG1初制覇を果たすと、11月の米G1ブリーダーズカップターフでは凱旋門賞連覇の女傑エネイブルから3/4馬身差の2着と善戦。今年はアレッジドSからの2連勝としている。

 なおオブライエン師は、マジカルの次走は愛G1タタソールズゴールドカップになる予定だとコメント。フラッグオブオナーは英G1コロネーションカップに向かう可能性があるが、9日の英G3オーモンドステークスに出走するキューガーデンズの結果次第だと話していた。