エネイブルが最強女王の貫録、英G1エクリプスSで今季初戦を飾る

2019年07月07日 11:22

 凱旋門賞連覇の現役最強牝馬エネイブルが現地6日に英サンダウン競馬場で行われたG1エクリプスステークス(3歳以上、芝10ハロン)で注目の今季初戦を迎え、2番手追走から残り2ハロンで先頭に躍り出ると、背後でマークしたマジカル(2番人気)の追撃を3/4馬身差振り切って1番人気に応えた。

 さらに2馬身差の3着に3番人気のリーガルリアリティが続き、英ダービー最下位から巻き返しを図ったテレキャスター(4番人気)はマジカルの背後を追走するも伸び切れず、8頭立ての7着とまたも惨敗を喫している。

 エネイブルは通算成績を12戦11勝とし、これでG1レース8勝目。牝馬のエクリプスS制覇はペブルス(1985年)、クーヨンガ(1992年)に続き、27年ぶりの史上3頭目となった。

 エネイブルのJ.ゴスデン調教師は「長い準備期間だった。彼女の気持ちが入ったのはほんの2週間前で、率直に言って85ないし90パーセントくらいのデキだった」「最後の1ハロンが気になったし、もし彼女の脚が上がったら労わるようフランキー(デットーリ騎手)に言っておいたんだ。今回は前哨戦ではない、エクリプスなのだからね。でも、今年の残りに対しては前哨戦だけど」と、負けられない立場ならではの難しさを吐露した。

 そして「次はキングジョージの予定だ」と、日本からシュヴァルグランも遠征する上半期の大一番、英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに参戦することを明言した。