仏2000ギニー馬ペルシアンキング、体調下降で来季まで休養へ

2019年07月24日 11:41

 今年の仏2000ギニー馬ペルシアンキングが、候補に挙がっていた夏のドーヴィル開催を回避。来季まで休養することがA.ファーブル調教師によって発表された。

 ペルシアンキングはファーブル師に7度目の仏2000ギニー制覇を贈ったものの、続く仏ダービーではソットサスに屈して2着。その後、ファーブル師は8月のドーヴィル開催で手に入るであろう栄誉を狙うため、充電期間を与えることにしていた。

 しかし、ファーブル師は現地23日になって「ペルシアンキングはドーヴィルで走らない。前走後にコズミが出て休んでいる」とコメント。今季中の復帰についても「ほぼないだろう。来年を待つことになりそうだ」と見通しを明かしている。

 なお、パリ大賞で2着のスラロームについては敗因になった出遅れを課題に挙げつつ、次戦は9月のG2ニエル賞になることを示唆。また、G3メシドール賞を勝ったインパルシフはセン馬のため国内に出走可能なG1レースがなく、G2ダニエルウィルデンシュタイン賞から米ブリーダーズカップ遠征を模索しているという。