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ペルシアンキングの次戦はジャックルマロワ賞か、ヴァルトガイストはキングジョージへ

2019年07月03日 12:05

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 5月の仏2000ギニーを快勝し、続く仏ダービーで1番人気の支持を集めながら2着に敗れたペルシアンキングについて、A.ファーブル調教師が夏のドーヴィル開催では距離短縮も含めて選択肢を探る方針に言及した。

 仏ダービーでのペルシアンキングは直線で一度は先頭に立ったものの、残り1ハロンを切ってソットサスに差し込まれた。その内容を受けてファーブル師は「彼の距離適性について考えを改めた。シャンティイ(仏ダービー)で彼は少し疲れたようだから、選択肢を探ってみる」「ドーヴィルではいくつかの選択肢がある。ジャックルマロワ賞か、あるいは1マイル1/4(10ハロン)か」と、具体的なレース名を挙げてマイルを含めた距離短縮を示唆。「9月には愛チャンピオンステークスがあるが、まだ何も決めていない」と話している。

 また、プリンスオブウェールズステークスで3着に終わったヴァルトガイストについて「彼は緩い馬場が合っていないと分かった。ドイツ系の血統だから緩い馬場向きと思ってきたのだが、ピエール・シャルル(ブドー騎手)は重馬場では別馬のように感じたと言っていた」と敗因を道悪に求め、「評価を見ても彼はいいレースをしたし、キングジョージ(6世&クイーンエリザベスステークス)に使うつもりだ」と次戦が上半期の大一番になることを明言している。