愛G1メイトロンSはイリデッサが快勝、圧倒的人気のローレンスは失速4着

2019年09月15日 12:00

 アイリッシュチャンピオンステークスと同じく現地14日にレパーズタウン競馬場で行われたG1メイトロンステークス(3歳以上牝馬、芝8ハロン)は、道中4番手を追走した4番人気のイリデッサが、2番手から抜け出した2番人気ハモーサを差し切った(3/4馬身差)。

 5番人気のジャストワンダフルがハモーサにアタマ差の3着まで迫り、圧倒的人気を集めたローレンスは逃げるも粘りを欠き、4着に敗れて連覇を逃す結果となった。

 イリデッサは6月のプリティポリーステークスに続く3度目のG1制覇。これまでの重賞勝ちを全てG1レースとしている。

 イリデッサのJ.オブライエン調教師はW.ローダン騎手ともども人馬を称賛すると、「彼女の適距離が分からなくて、いろいろと距離を変えていたんだ。今年の初めはマイルで問題なく、10ハロンにしたら彼女は勝った。愛オークスは頑張ったけど、凄くゴチャつくレースだった。超スローからの上がり勝負だったから参考外にしたんだ」と、適正距離を探っている段階であることに言及。当初は愛G2ブランドフォードステークスを予定していたものの、この勝利を受けて仏G1オペラ賞に向かう可能性を示唆した。