ムーチョグストが惜敗続きに終止符、米G1ペガサスWCを横綱相撲で完勝

2020年01月26日 13:00

 米G1ペガサスワールドカップ(4歳以上、ダート9ハロン)が現地25日にガルフストリームパーク競馬場で行われ、2番人気のムーチョグストが好スタートを決めて内ラチ沿いの3、4番手に収まると、最終コーナーで先頭の構えから後続を4馬身1/2差突き放す完勝を飾った。

 2着に5番人気のミスターフリーズが逃げ粘り、さらに3/4馬身差の3着には7番人気のウォーストーリーが追い込んだ。1番人気のハイヤーパワーはムーチョグストと並走するも、終始馬群の外を回らされる形となって最下位の10着に大敗している。

 ムーチョマッチョマン産駒の4歳馬ムーチョグストは4度目のG1挑戦で初制覇。これまで2歳時のキャッシュコールフューチュリティと3歳のハスケル招待ステークスで2着、トラヴァーズステークスでも3着とG1レースでは惜敗続きだった。これで重賞は通算5勝目としている。