豪G1挑戦のダノンプレミアム、マクドナルド騎手が調教で初騎乗

2020年04月03日 13:03

 JRAは2日、4月11日にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われるG1クイーンエリザベスステークスに出走予定のダノンプレミアム(牡5歳 栗東・中内田充正厩舎)の調教状況および関係者コメントを発表した。

 ダノンプレミアムはJ.マクドナルド騎手が騎乗し、カンタベリー競馬場の芝コースを2周。速歩で半周後、徐々にペースアップして最後の直線で仕掛けた。

 本番でも騎乗予定のマクドナルド騎手は「ダノンプレミアムに初めて騎乗しましたが本当に素晴らしい馬です。走りのバランスが良かったですし、仕掛けた時の反応にも大変満足しています。こちらの馬場にも順応しているように感じました。対戦相手となる地元馬やイギリス馬も強いですが、ベストを尽くしたいと思います」とコメント。

 猿橋照彦調教助手は「すごくリラックスしていて、ここまで順調に来ています。今日の調教では自分で進む気があって、全体的に動きが良かったです。中内田厩舎の『諦めない気持ちを強く持ってチャレンジする』という理念に基づき、クイーンエリザベスステークスに向けて逆算して調整してきました。世界各国の競馬が中止となっている状況ですが、このオーストラリアでの挑戦を日本のファンの皆様に見ていただき、一番良い結果を出したいと思っています」と語っていた。