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新型コロナでコックスプレートの開催に暗雲、来年に延期の可能性

2020年04月01日 12:46

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 昨年はリスグラシューが制し、豪州屈指のG1レースとして知られるコックスプレートが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止される可能性が浮上。現地3月31日、豪競馬メディア『racing.com』など複数の地元メディアが報じた。

 コックスプレートを開催するムーニーバレーレーシングクラブのM.ブロウェル最高経営責任者は『RSN927』の取材に対し、100回目を迎える今年の開催に世界中からファンや関係者を呼び寄せ、盛大に盛り上げるプランを練り上げてきたことに言及。最も避けたい選択肢は無観客でのコックスプレート開催であると私見を述べた。

 その上で、各州ごとの越境が制限され、最高の騎手や馬を集められない現状でコックスプレートを開催することに難色を示し、100回目の開催を盛り上げることに強いこだわりを見せている。

 こうした状況を踏まえ、ブロウェル氏は6月1日を決断の期限と話し、その時点で競馬開催や調教が行われていなければ、10月24日にコックスプレートの開催を間に合わせることは極めて困難と見通しを明かしている。

 ブロウェル氏は、全てが平常に戻らなければ今年のコックスプレートを中止し、第100回開催は2021年の10月に延期することも選択肢の一つと話している。