日本に縁あるソレヴォランテ、ベルモントS出走へ前進

2020年06月12日 13:43

 日本産のカラコンティを父に持つソレヴォランテが、現地10日に米ガルフストリームパーク競馬場で行われた一般戦(ダート8ハロン)を勝利。20日の米クラシック初戦、G1ベルモントステークスに出走する可能性が出てきた。

 日本で生まれたカラコンティは欧州を主戦場とし、仏2000ギニーなどG1レースを3勝。その息子であるソレヴォランテは今年2月にG3サムエフデービスステークスを勝ち、3月のG2タンパベイダービーでは2着だった。

 それ以来のレースを制して通算6戦4勝となったソレヴォランテについて、P.ビアンコーヌ調教師は「オーナーたちはベルモントS出走へ大いに傾いている。数日は馬の状態を見て、大丈夫そうなら(ベルモントSに)行くだろう。無理なら(7月11日のG2)ブルーグラスステークスかな」と米競馬メディア『bloodhorse.com』に語っている。