ピナトゥボ連敗、パレスピアが無傷4連勝で英G1セントジェームズパレスSを快勝

2020年06月21日 14:21

 欧州2歳王者ピナトゥボが現地20日、英ロイヤルアスコット開催のG1セントジェームズパレスステークス(3歳牡馬、芝8ハロン)に1番人気を背負って出走。最後方から直線入口で馬群を割り先頭の場面を作るも、ゴール前の詰めを欠き1馬身差の2着に敗れた。

 発馬で1馬身少々出遅れた3番人気のパレスピアが、コーナーワークで先んじたピナトゥボに食らいつき、残り100ヤードから突き放して快勝。先行した2番人気のウィチタはピナトゥボにアタマ差の3着だった。

 キングマン産駒でJ.ゴスデン調教師が管理するパレスピアは昨年8月から9月までデビュー2連勝。今月6日にオールウェザーのハンデ戦で3歳初戦を飾り、重賞初挑戦の今回で無傷の4連勝とした。

 ゴスデン師は「末脚勝負向きの厳しいペースになるだろうから、フランキー(デットーリ騎手)は彼(パレスピア)を落ち着かせて後ろに控えたいと言っていた。ウィチタのためにアリゾナたちがいるとね」「馬場の内側が少し荒れていたし、フランキーは終始避けて外側を一掃した」と名手の読みを絶賛。パレスピアの今後について「まぐれではないよ。彼は才能あふれる馬だから」と、父キングマンも制したジャックルマロワ賞を目標にすると明かしている。