米G2ターフスプリントS、ファストボートが後方から豪快に差し切り

2021年05月05日 11:11

 米チャーチルダウンズ競馬場で現地4月30日に行われたG2ターフスプリントステークス(3歳以上、芝5.5ハロン)は、後方3番手で最終コーナーを回った3番人気のファストボートが、自身の前方から抜け出す構えの4番人気ソンバイエをゴール前で差し切った(1/2馬身差)。

 さらに1馬身差の3着には8番人気のクラッシージョンが好位から粘り込み、1番人気のファイヤは先頭で序盤から執拗に絡まれて最下位の11着に沈んだ。

 シティジップ産駒の6歳セン馬ファストボートは今回が3度目の重賞挑戦で初制覇。これまでは昨年7月のG2シェイカータウンステークス4着、10月のG2ウッドフォードステークス5着とひと息及ばない結果に終わっていた。