ムーニーバレーRC最高幹部、ラヴズオンリーユーのコックスプレート招致に期待

2021年06月30日 11:25

 豪G1コックスプレートを開催するムーニーバレーレーシングクラブ(MVRC)のM.ブロウェルCEOが、101回目を迎える今年のレースに招致を希望する外国馬について言及。日本のラヴズオンリーユーに大きな関心を寄せている。

 地元ラジオ局『RSN927』のインタビューを引用する形で豪競馬メディア『racing.com』が現地29日に報じたところによると、ブロウェルCEOはラヴズオンリーユーをはじめクロノジェネシス、昨年の2着馬でA.オブライエン厩舎のアーモリー、J.ゴスデン厩舎のロードノースらの名前を列挙した。

 ブロウェルCEOはクロノジェネシスについて「彼女のような馬には選択肢が多い。ジャパンカップを含めてブリーダーズカップに凱旋門賞」と招致は難しいとの見方。その一方で、ラヴズオンリーユーは「ミスター・ヤハギの管理馬で、知ってのとおり彼は(リスグラシューで)2019年のコックスプレートを勝っているし、ラヴズオンリーユーはオークス馬だからね。我々にとってキーターゲットだ」と矢作芳人調教師の実績を例に期待を向けた。

 ただし、コロナ禍での移動制限や欧州からの遠征馬に設けられた新たな検査基準などにより、外国馬の招致は難航している。現時点で日本の関係者は日本政府が定める14日間の待機措置などのコロナ対策に従う必要があり、欧州馬は新たに課せられるスキャン検査やそうした過程に含まれる費用負担が増しつつある。

 オブライエン師はアーモリーの豪州遠征について否定的な見解を明かしており、ブロウェルCEOは「がっかりしたが驚きはない」「エイダン(オブライエン師)の意思は固いままだ。何ら驚きはない。(外国馬の招致については)レーシングヴィクトリアの働き次第ということかな」「我々にはまだ不確定要素が多い。これからの7週間でどうなるかだね」と、8月3日の登録締め切りまで手を尽くすとしている。